2020年10月07日

丸が快調に進む[1996年]


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国際デザインセンター名古屋が開設されるのでキャンペーンポスターを20名ほどのデザイナーがデザインをする、メンバーの一隅になって全体見渡すとキラ星のデザイナーばかりで足がすくんで武者震い。暮らしの中のデザインと考えをまとめた人物のシルエットを全体にレイアウトする背景は写真で作った、岩井勝と紙の造形を二重露光で撮影できあがりの4・5フィルムでどうしてこういう写真が撮れるのか不思議だった__BETTER DAYS: 良き日々___はNYナベスタジオのサノマキさんにお願いしたオハヨウとかコンニチハのように日常使う言葉でいい言葉をお願いしたA4にぎっしりとプランが届いた、このコピーの横にはNYのクラブの名前ですの注釈があった。いい言葉。
D: Shunyo Yamauchi, P:Masaru Iwai, C: Maki Sano / 728x1030 / Offset Print / 1996


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同窓生との展覧会は5回目になり広報ポスター。学生のデザインコンペを開催して一緒に展覧会を開いた。人物ふたりのシルエットにCatch Up!のコピーに審査するがわとされる側の思いが出ているように思う。この色初めて使ってみた。
D: Shunyo Yamauchi / 728x1030 / Silkscreen Print / 1996


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記念写真をもとに丸の図形を構成した、下から円形が増えていくイラストレーション、色は日本古来の色を考えた。美濃和紙の里会館の展覧会には何度も参加した。和紙とシルクスクリーンが作る素材感は美しい。
D: Shunyo Yamauchi / 600x900 / Silkscreen Print / 1995


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静岡県音戯の郷のマークをデザインして提案用にグラフィックを作った、提案書だけでは無く作ってみた。丸を構成するグラフィックの実験でもあったポスターでは意味性を持っていないとならないがこうしたデザインには構成の良さだけを考えてデザインした。
D: Shunyo Yamauchi / 728x1030 / Silkscreen Print / 1995


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石を表現する広報ポスター。石を河原で集めてきた当然丸の中に組み込んでいく写真素材だ中にもうひとつ矩形を利用して複雑な丸の構成をやってみた、石のフェスティバルで多くの来場者をイメージして人物のシルエットを配置した。国民文化祭の開催でJAGDAよりデザインの依頼が来たイサムノグチの故郷。
D: Shunyo Yamauchi, P:Masaru Iwai / 728x1030 / Offset Print / 1997


posted by 山内瞬葉デザイン室 at 13:03| デザインの日記